ヒトの体には多くの関節があり、その関節は骨、軟骨、靭帯、筋、など多くの軟部組織によってスムーズな動きができるように作られています。
しかし、数十年も繰り返される歩行や動作、転倒などにより捻ってしまったことより関節の痛みが出てくることがあります。
関節に痛みが出現した場合、関節や軟部組織のどこに原因があるか、を確認し治療を進めます。
日常の診療で多く見られるのが、いわゆる「四十肩」「五十肩」と言われる、肩関節の強い痛みと動かしにくさが出てくるような症状や、関節の軟骨が傷ついたり骨の変形が出現することによる膝関節周辺の痛みや腫れなどです。
診察やレントゲン、MRI検査で原因をつきとめて、投薬、注射、リハビリテーションなどの治療によって痛みを軽減していきます。